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舞台「ウエアハウス」観劇

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     演劇集団円の舞台「ウエアハウス」を観てきました。 
    (ご招待券なんでお金払ってませんが。ホント毎度感謝します) 

    いやぁ…とても「円」らしい、素晴らしい演劇でした。 

    橋爪功・金田明夫主演。 


    さて、生意気にも色々と感想とかを少しだけ。 
    (ネタバレ的な事はあまり書いてません) 


    1:全体的にザックリと 


    話の流れ上、橋爪・金田両人の二人芝居がメインなのですが、とにかくまぁ…凄い演技だった。 
    細部に至るまで役者の「技」と言った感じ。「なんということでしょう」ホントに匠の技です。もっと正直に書けば「テレビなんか観てる場合じゃない。彼らの演技は生で観るからこそ意味がある」。 

    演劇集団円は、その元々の設立の経緯もあり、ここは「役者」の為の劇団です。 
    今回の公演は、そういう意味でもホントに「役者の演技力」だけが全てであり、そういう意味でも「円」らしい演目だったなぁ、と感じるのです。 

    演出家の事は詳しく知らないのですが、外部から呼んだ方なのでしょうか? 
    (バンドでいう「ゲストミュージシャン」的な感じ?)本来ならば、ここも内部でやってほしかったなぁ…せっかく演出家がたくさん所属する劇団なので。んで、こういう演出ができれば尚良い、と。 

    演劇自体は「芸術」のカテゴリなんで、言ってしまえば個人(観客)の趣味趣向に判断されるモノですが、役者の演技力というのは「技術(テクノロジー)」のカテゴリなので、スゴいものは「みんなが」スゴい、と感じる事ができます。まさに、そんな印象を受けました。 


    2:裏方として思う事(ネタバレもあるので、イヤな方は2を飛ばしてください) 


    私は本職が「劇中映像」のプランナー(映像作家)です。ま、演出家でもありますが最近自分で公演をやってないので。今回の演目で映像はありませんでしたが、まぁそういう立場もあり、ちょこっと専門的な感想でも少し。 

    シアタートラムはその構造上、音がとても響きやすい劇場です。 

    今回は演技を優先した為か、舞台装置がとてもシンプルでした。がしかし、ツアー用の演目として考えられていなかった以上、もうちょっと反響を抑える舞台装置にして欲しかったかなぁ。役者の声が響き過ぎてしまうので、複数の役者が登場しているシーンは、やはり会話が聴きとりにくかったかと。 

    物語の背景を説明するのにちょっと時間を使い過ぎてたかなぁ?中央の盆も特に必要性は感じなかったし(あった方が良かったけど)。装置の少ないこういう芝居こそ、ささっと映像やスライドなんなりで説明をして本編に進んでも良かったのかなぁ、と。演劇初心者にはちょっと分かり難いスタートだったように感じます。「説明しない事=演劇っぽい=カッコいい」という論調を早く脱してほしい。 


    3:もっと宣伝をしましょう 

    これはまぁ円だけではなく、どの劇団にも言える事なんですが、もっともっと宣伝をして欲しい。こういう素晴らしい公演こそもっと多くの人に観て欲しい。しょーもない映画やテレビ番組や商業演劇、そしてくだらないWEBコンテンツの方がよっぽど宣伝をしているし、良くも悪くも多くの人の目に止まっています。ぶっちゃけあんなので感動して欲しくない。100分なら100分、こういう演目に時間とお金を使って欲しい。 

    「橋爪功が主役の芝居<大根役者の某ジャニーズが主役のミュージカル」 

    というこの世間の風潮、何とかならんかなぁ… 

    ちなみに今回私は、演目が素晴らし過ぎて、現実世界に帰るのに30分以上時間を要しました。 
    (コレ本当の話です。仕事の立場上、他者をあまり褒めない私ですが、本当にそうでした) 

    特に円は役者で持ってる劇団なので、仮に自分が出演しなくてももっともっと宣伝をするべき。中々自分が出演しない舞台を宣伝するというのは難しい、と言う事は理解しますが、それでもやるべきだと思います。私も自分が関わる業務は、忙しくてもできる限り宣伝をしています。 

    ちなみにコレはミュージシャンにも言える事なんで、演者を名乗る方は宣伝も業務の一つだと認識してください。 

    ホント、円の舞台はもっと地方とかに持ってくべきだよなぁ…都内一か所だけの公演ってのは、ちょっともったいなさすぎる。 


    久し振りに長々と書いてしまいましたが、こんな感じで。 
    10月12日までやってますので、お時間ある方はぜひ観劇してください。 

    http://www.en21.co.jp/warehouse.html

    全然関係ないですが(まぁ一応円絡みとして)、私12月に演劇集団円にて「こどもステージ」の映像プランをやらせていただきます。二年振りのこどもステージです。 

    こんだけエラそうに感想を書いてしまった分、どうしようかと焦りまくり&気合い入れて頑張ろうと思いますのでぜひそちらもよろしくです。 

    ツイッターで月末くらいから、ちょこちょこと稽古&映像制作の模様をつぶやきます。 

    http://twitter.com/#!/Kanjosen_Tec


    あ、ご一読ありがとうございました。

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