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【歌い手必読】ライブに出演する際の事

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     ニコニコ動画などで活動する「歌い手」さん達のお話です。

    現在は様々な歌い手が企画・出演するライブがありますが、個人的に大きなハコでのイベントを除き、中規模以下のハコでのライブでは出演者が多過ぎるように感じています。

    とりあえず普通のライブハウスで歌い手・ボカロPなど10組とかはハッキリ言って多過ぎます。私も裏方のプロとして、様々な諸事情があって出演者が多くなる事も当然理解しています。

    ですがこれは逆に、歌い手やボカロP自らの首を絞める事に繋がりかねないのです。どういう事かというと「出演者が多くなっても、裏方の人数は必ずしも多くはならない」という事です。

    もうちょい詳しく書きます。

    出演者が多くなってしまうと、そのメンバー毎に「ライブ演出プラン」が必要となります。10組なら10通りです。照明も10通り、PAも10通り、撮影・VJプランも10通りです。

    一曲ごとの演出プランとは別モノのプランです。つまりは灯体の配置とか楽器の設置場所とかカメラワークとか技術よりのプランの事です。一つのライブでこういった技術プランが多くなり過ぎてしまうと、ある程度「妥協(中間点を探る)」をしなければならなくなります。

    結論から書いてしまうと「プランがテキトーになる」という事です。

    当然私にもそのような経験があり、10組とかの収録では一人でのカメラワークに限界があります。小さいハコだと特に苦しい。個性どころか、出演者すら把握できなくなったりもします。

    出演者は気持ちよく演奏したり歌ったりしているつもりなのですが、皆似たような演出プランとなってしまい、出演者で一番大切な「個性」がライブ中に失われやすい、という事です。もっと言ってしまえば、多くのジャンルのお客様に自らをアピールできつつも、せっかくの個人の魅力が「(歌い手の)集合体としての魅力」へとランクダウンしてしまう可能性もあるという事です。

    イベント自体に出演する事は決して悪い事ではありません。
    無理してワンマンをやれ、とかも言うつもりはありません。

    ただ、我々裏方は少なくとも「ワンマン」や数組の「対バン」よりも仕事の物量が多くなってしまうので、結果、演出を薄くせざるを得ないのです。私が言いたいのは「裏ではこういう事情もあるので、こういうイベントはそれなりに注意をしつつ参加してくださいね」という事です。

    ちょっと上から目線な感じの意見で恐縮ですが、私はプロのミュージシャンだろうが、素人の歌い手だろうが、皆同じ品質でのライブ演出をすべきだ、と考えています。プロアマの区別をあまりしたくない、という事ですね。

    皆様の今後の活動に期待します。

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    またお会い出来る日をみんな楽しみにしております。
    ブログも見て下さい、ためにならない情報かいっぱいです(笑)
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